パンドラの箱 中を覗けば失敗談、ずっこけ談、漫談、余談… ぐうたらの箱とも言う

昨夜、日付がかわろうとする頃に　ささっ、お風呂に入って休もうか、と思ったその時・・・

洗濯機の中に洗い上がった服が干さずにはいったままなのに気付いた。

息子のものであることは一目瞭然。
すぐに、取り出して干すように言って私は、その周辺の片付けをしだした。

んもぉ～　自分で洗うのはいいんだけど、いつも中途半端なのよねぇ・・・と思っていたら、





うぎゃっ！

・・・・と、背後から息子の妙な声が・・・

フト見ると、息子の手には　２色か３色のノック式のボールペンが握られている。


これも、洗ってしまってんけど、大丈夫かな？


大丈夫とは思えんけど、書いてみなくちゃそんなんわからんし・・・と言いながら　私の目は別の物に釘付けになっていた。




うげっ！


今度は私が叫ぶ番だった・・・・



彼が洗濯したものは、カッターシャツと、クラブのユニフォーム。
こないだの土曜日に出来上がったばかりのテニス部の上着だ・・・背中に高校とクラブ名が入っている。
白地に袖の一部が紺色。　
爽やか系の上着で、自分たちで、デザインを選び、ロゴを考え、先だってできたてほやほやのユニフォーム。　
諭吉さんが１人では足りない代物なのよ・・・


それらが、ボールペンから漏れたインクで汚れている・・・・あちこち　

カッターシャツは彼のお気に入りのシャツで、
何がお気に入りかと言えば　腰のあたりでシェイプされていて、シルエットがきれいに出るというウンガロのお気に入り・・・　　もちろん、白！

これも、勿論　インクまみれ・・・



さてさて・・・どうするべか・・・。
カッターシャツは漂白できるとして、ユニフォームは無理だしなぁ・・・

取り敢えずは考えられるだけの処置をして、私はお風呂に倒れ込んだ・・・これが２時前　




ユニフォームはその痕跡はしっかりと残っているけれども、まぁ、なんとか着られなくもない。

カッターシャツに及んではちょっとねぇ・・・
塩素系の漂白剤でもってもダメだった・・・

往生際の悪い私は、今もまだ奮闘している。
塩素系の漂白剤。　油分を溶かすスプレー洗剤。
酵素系漂白剤。　
何回手を換え品を換え洗濯を繰り返しているか。


私の体は強烈に塩素のにおいが漂い・・・暫くはノロウィルスにはやたらと強い、頑強な体になったことが唯一の救いか？