パンドラの箱 中を覗けば失敗談、ずっこけ談、漫談、余談… ぐうたらの箱とも言う

先日の息子の試合。
同級生のT君と組んでのダブルス。
ちょこっと息子からイイ話しを聞いた。

T君は前日から『勉強合宿』というのに参加していて、京都からの参加であった。
会場は　大阪南港。
T君は当然宿泊している他の子とは別行動。
その日の朝早くに宿泊所を出発しなければいけない。

T君は『勉強合宿』に試合道具一式を持っての参加。
当日の水分や昼食などは　途中のコンビニででも調達しようという考えであったらしい。


相当早いその日の朝。
先生が宿舎の人に頼んで、マイクロバスを出してくださった。
駅まで送ってくださったのだ。
そして、お茶、弁当の用意までしてくださった・・・と。

「頑張ってきぃや」と　温かい一言を添えて送り出してくださったそうな。


かたや、うちの息子。

前日の夕方に、ハイファイブのレッスンに参加させてもらった。
ダブルスということで、私も含めて色々な人と組んでの練習。
オッチャンズのでっかいSさんに　「試合に持って行き」とスポーツドリンクを頂いたり、突然の参加にもかかわらず　快くお相手をしてくださった。
そして、やっぱり
「頑張ってきぃや」の一言。

で、彼らは　予選突破。
T君は試合が終わって、そのまま京都の合宿に戻っていった。

待ってくださっている宿舎のみなさんに、『優勝』というお土産を持って　いい報告ができてよかった。


しみじみと、しあわせな子らやなぁ、と思う。

T君は勿論私の子どもではないけれど、先生の心遣い、宿舎の方の温かい気持ちが、ほんまに嬉しい。
自分の子どもだけれど、育てているのは親だけじゃないんや・・・
当たり前のことやけど、今回強く感じた。

東西南北　あちこちに向かって、　「ありがとう」と感謝の気持ち。

子ども達も、きっと感じているはず。

自分がもらった幸せは、他の人にも分けていかなきゃいかんのだよ！