パンドラの箱 中を覗けば失敗談、ずっこけ談、漫談、余談… ぐうたらの箱とも言う

偽薬効果(ぎやくこうか)、プラセボ効果とは、偽薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられる事を言う。この改善は自覚症状に留まらず、客観的に測定可能な状態の改善として現われる事もある。原病やその症状自体の改善というよりは、「薬を飲んでいる」事による精神的な安心感の方が目的となる事もあり、このような単なる安楽は通常偽薬効果には含まれないが、その区別が難しい事もある。

ウィキペディアより

先日、また左目が充血した。
あの閑古鳥が鳴いている眼科に行こうとしたら、定休日。
なんたること・・・
次の日まで我慢する。　
それが今朝の事。
朝一番に眼科へ行く。　

真っ赤になった左目は右目の半分くらいの大きさになっちゃった。
変な顔

「前は、たしかテニスしてる時に虫が入ったんやったなぁ・・・今度はなんやぁ？」

「いえ、ただ　赤いだけで、別に痛くもなんともないんです。急にこんなになっちゃって・・・」

顔のあちこちをグリグリと触られる。

「風邪ひいてるか？」

「風邪？　いいえ・・・」

「ここのグリグリはなぁ、喉とか鼻につながっていて、ここが腫れているやろ・・・
これは、風邪からきてるなぁ・・・」
と耳の斜め下のグリグリを触りながらいう。

だ　か　ら　・・・・　風邪はひいてないってば～
この時期風邪は御法度よ！　
人混みは避けているし、部屋はしっかり加湿器たいてウィルス退治しているもん・・・


「普通、喉が痛なったり、鼻水がでたりして、目にもくるんやけど・・・・」


・・・と、その時、ゴクン、と唾を飲み込んだら、喉が痛い。
急に　ツツツーっと薄い鼻水がﾀﾗﾘﾝ～としてきた。　
嘘でしょう・・・・

「あのぉ～　今ちょっと喉が痛いです。」 と言いながら　ツツーっと鼻水をすする。

「そやろ～。そうやと思ったわ～　風邪やからな～できるだけ静かにしといて欲しいんやけどなぁ・・・今日もテニスか？」

あちゃ・・・テニスウェア着て行ってた・・・
「ふぁい　ふぇにしゅでしゅ・・・」と誤魔化す。

テニスはね、サングラスで誤魔化せるけど・・・問題はそのあとの「いきいき」
まさかサングラスではいけないし・・・と　眼帯の登場。

眼帯で学校へいけば普段喋らない子まで「どうしたん？」と駆け寄ってくる。

「風邪ひいたらしいねん。　そっから、目が真っ赤になってしもてん・・・」と説明すると

「え～～っ！　『私は絶対風邪ひけへん』って前に言ってたやん！」

そうそう、私は風邪ひかないのよ！
学生時代からず～～～っと皆勤だったし、主婦になってからも寝込んだことないし・・・

なのに、なんで今、風邪なんよ・・・

思い当たることとして・・・月曜日、風邪引きのSクンの障担になった。
・・・・で、顔を含め色々なところに唾吐きつけられ事件があったのだ・・・あれだな！

でも、風邪を引いている自覚がなかったのに・・・


あれだ！　眼科の先生の言葉だ！　
眼科の先生のおかげで、私は自分の風邪に気がつかされ、風邪の症状が出てきてしまったのよ・・・

ありえへんわ・・・・