パンドラの箱 中を覗けば失敗談、ずっこけ談、漫談、余談… ぐうたらの箱とも言う

うちの息子（高１）はもうすぐ２年生。
・・・・なんて、アホな文　　
わかりきってますがな・・・・・ねぇ

テニス部所属で、約３０名（男子のみ）
うち１年生が４人・・・というバランスの悪さ。

次期部長は　この４人から選ばれる。
1人ずつ現部長に呼ばれ、「部長になりたいかどうか」を聞かれる。
４人のうち二人が「YES.」　

息子は当然　「YES.」　
・・・・というか、なりたくてしょうがないのだ。

先日校内戦があって、トーナメントの当たりが良くてなんとｼﾝｸﾞﾙｽ､ﾀﾞﾌﾞﾙｽ共に優勝してしまったことが　彼に今回その拍車をかけている。

もう一人の「YES.」君は、テニスの腕前もそう悪くはない。
性格的にはきっちりしていて、冷静沈着。
物事を論理的に考えることができる。

ぴったりやん！　部長に・・・
その彼と　息子は仲がいい。

部長になると、試合の説明会や抽選会。コート取り・・・その他モロモロの雑用が入ってくる。

「君がテニスで上をめざすのであれば、部長はお任せして試合にどんどん出ていけば？」と言っても、やっぱり本人は「部長になりたい」・・・らしい。

この高校は、リーダーになるべく人材を育てる・・・ということを聞いたことがある。
・・・というより、そんなタイプの子が多いようにも思う。

息子のクラスは　特にそのタイプの子が多くて、仲の良い友だちが、どんどんそれぞれのクラブの部長に就任していったので、さらに　その気持ちは高まったみたいだった。


・・・・・・・でもう、ず～～～～っと部長の発表がない。
テニス部だけ　ない。　
・・・・・というか、なかった。

いついつに発表、と言われていた日にも発表されず、なぜかそのまま、ず～っと無いままだった。


この学校では　新部長を集めて校内で一泊研修。
「リーダーズ　アッセンブリー」というのがある。

そのこともあるので、もう時間的にも余裕がないギリギリのところまできた。



先生を交えてのミーティングの時に　現部長が

「アッセンブリーには○○←息子の名前　を連れて行きます」

と、突然言ったらしい。


そんな発表の仕方もあるんだ・・・・。

なんか青春ドラマじゃないの・・・
いいなぁ～～


この30人所帯のクラブにはマネージャー（女子）がいる。

いつも甲斐甲斐しくお茶の用意やその他の雑用を引き受けて面倒を見てくれている。
先日　息子は小さなテニスボール型のアクセサリーを持って帰ってきた。



直径５㎝くらいかな？　フェルトで手作り。
これを３０個　
たった1人で　３０個　

一つ一つに高校名と名前が朱文字で書いてある。
んまぁ～　ありがたいわねぇ・・・
こうやって、自分の青春をつぎ込んでくれる奇特なお子もいるのねぇ・・・ｳﾙｳﾙ

君、晴れて部長になったら、まずマネージャーさん、増やしてあげんといかんよ！
そのためには　魅力的なテニス部でないと・・・
せっかくマネージャーになっても、弱っちかったらねぇ・・



そうして、もう一つの青春。
高３の娘が大学に向けて　只今受験の真っ最中。

あれも、青春。　　これも青春。