2007年09月15日
相対性理論
昔、まだ劇団「夢の遊眠社」というのがあった頃、大好きだった野田秀樹さんの話で、
台詞の大きな声というのは、実際に大きな声をだしているわけではない。
その台詞のちょっと前の声のトーンを落とせば 次の台詞は大きな声に聞こえる
・・・というテクニックについて話していたことを 思い出した。
今日は本来テニスがない日なんだけど、前の日に
「人数が少ないので、一緒にしませんか?」って誘われた。
なんの予定も入っていなかった。 断る理由はない。
私が入って4人でのレッスン。
最初から試合を想定してのドリルだった。
いつもより少々難しいことを要求されたけど、それが 面白い!楽しい!
いいなぁ・・・・土曜日レッスン
前2人 対 後2人
ただし、前2人はサービスラインより少し後ろ目にいる。 というところから始まる。
この場所で しっかり押し込むボレーをするように要求された。
浮かしたらだめよん~って・・・ 難しいわ
これ、めっちゃ苦手やわ!
高めのボールならいいけど、低くはいってきたボールの処理は難しい。
次は雁行。
後衛は コーチに深いボールを返す。
コーチはそれを前衛に渡してくれる。
前衛は前に詰めて 決める。
後衛が深いボールが打てなかったら また後衛にボールは返される。
前衛はパートナーが打ったボールを見て サービスラインあたりから、前に詰めるかどうかを判断する。
いつも、私は前に出るときに、自分が手をだすかどうか 凄く迷う。
で、決心して 「出よう!」と思った時にはもう遅い。
ラケットの準備ができていなくて、失敗するのが、私のパターン。
今回はパートナーのボールが深ければ前に出る、と決めているので判断力のない私にでもできる
おまけに コーチがちゃんと前衛用のボールを送ってくれるのである
誰でも出来る・・・
でも、なんだか、急にボレーが上手くなった気分。
これに味をしめた私は ゲームでもこれを実行する。
違うのは、前にでたからと言って相手がおあつらえ向きなボールなんてよこしてくれない事
でも、積極的に前にでていくことによって、ボレーをする気持ちも入り、失敗も少なくなった気がする。
そしてなにより、試合中に前に詰めるという行為自体が、相手にプレッシャーをかけているようだった。
それは、 「えらい攻撃的やなぁ~」という相手の言葉にも表れている。
「攻撃的・・・」と言われて、しばらく返す言葉が出てこなかった。
しばらくしても 言葉がでない。
だって、今までテニスで 「攻撃的」なんてこと言われたことないもん。
冗談でも、真面目にでも、返す言葉がない。
面食らっちまっただ ・・・予想外の言葉に・・・。
横で聞いていたコーチが 体全体で笑っている。
「攻撃的なんやて~」 とからかってくれる。
ありがとう・・・ こらっ!
後ろでひたすら 繋ぐだけのテニスに始終していた私は、ちょっと人並みに近づいただけでも、
「攻撃的!」と相手に思わせられるのだ・・・ ガハハハ~
これで 野田秀樹の話も 納得できる。
台詞の大きな声というのは、実際に大きな声をだしているわけではない。
その台詞のちょっと前の声のトーンを落とせば 次の台詞は大きな声に聞こえる
・・・というテクニックについて話していたことを 思い出した。
今日は本来テニスがない日なんだけど、前の日に
「人数が少ないので、一緒にしませんか?」って誘われた。
なんの予定も入っていなかった。 断る理由はない。
私が入って4人でのレッスン。
最初から試合を想定してのドリルだった。
いつもより少々難しいことを要求されたけど、それが 面白い!楽しい!
いいなぁ・・・・土曜日レッスン
前2人 対 後2人
ただし、前2人はサービスラインより少し後ろ目にいる。 というところから始まる。
この場所で しっかり押し込むボレーをするように要求された。
浮かしたらだめよん~って・・・ 難しいわ
これ、めっちゃ苦手やわ!
高めのボールならいいけど、低くはいってきたボールの処理は難しい。
次は雁行。
後衛は コーチに深いボールを返す。
コーチはそれを前衛に渡してくれる。
前衛は前に詰めて 決める。
後衛が深いボールが打てなかったら また後衛にボールは返される。
前衛はパートナーが打ったボールを見て サービスラインあたりから、前に詰めるかどうかを判断する。
いつも、私は前に出るときに、自分が手をだすかどうか 凄く迷う。
で、決心して 「出よう!」と思った時にはもう遅い。
ラケットの準備ができていなくて、失敗するのが、私のパターン。
今回はパートナーのボールが深ければ前に出る、と決めているので判断力のない私にでもできる
おまけに コーチがちゃんと前衛用のボールを送ってくれるのである
誰でも出来る・・・
でも、なんだか、急にボレーが上手くなった気分。
これに味をしめた私は ゲームでもこれを実行する。
違うのは、前にでたからと言って相手がおあつらえ向きなボールなんてよこしてくれない事
でも、積極的に前にでていくことによって、ボレーをする気持ちも入り、失敗も少なくなった気がする。
そしてなにより、試合中に前に詰めるという行為自体が、相手にプレッシャーをかけているようだった。
それは、 「えらい攻撃的やなぁ~」という相手の言葉にも表れている。
「攻撃的・・・」と言われて、しばらく返す言葉が出てこなかった。
しばらくしても 言葉がでない。
だって、今までテニスで 「攻撃的」なんてこと言われたことないもん。
冗談でも、真面目にでも、返す言葉がない。
面食らっちまっただ ・・・予想外の言葉に・・・。
横で聞いていたコーチが 体全体で笑っている。
「攻撃的なんやて~」 とからかってくれる。
ありがとう・・・ こらっ!
後ろでひたすら 繋ぐだけのテニスに始終していた私は、ちょっと人並みに近づいただけでも、
「攻撃的!」と相手に思わせられるのだ・・・ ガハハハ~
これで 野田秀樹の話も 納得できる。